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鍼灸の歴史とは? |
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中国で3000年前に発祥した鍼灸は、中医学(中国伝統医学)として発展進歩を遂げてきました。中医学は長年の医療実績を集積した経験医学、または統計医学とも呼ばれています。日本に伝承されたのは飛鳥時代(600〜700年)。701年に制定された国家制度「大宝律令」には「針博士」という官職名が記されており、また江戸時代中期には松尾芭蕉が灸を行ったことが俳句に残されています。 |
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世界的にみた鍼灸とは? |
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世界的に一定の評価と認識がある鍼灸。世界保健機構(WHO)では1996年に臨床経験に基づいて、鍼灸治療が49の疾患の治療に効果的※1であると認められています。またアメリカ国立研究所(NIH)でも、鍼灸治療がさまざまな手術後の苦痛や妊娠時のつわりに有効であるとしており、現在アメリカでは1年間に22億ドルが鍼灸治療に使われるほどです。
※1 世界保健機構(WHO)による主な鍼灸適応疾患
神経痛、神経症、痙攣、自律神経失調症、心身症、脳卒中後遺症、頭痛、不眠症、関節炎、関節リウマチ、筋肉リウマチ、むち打ち症、捻挫、打撲、腱鞘炎、テニス肘、腰痛、五十肩、高血圧症、低血圧症、歯痛、胃腸炎、胆石、下痢、便秘、痔、鼻炎、扁桃腺、気管支炎、気管支喘息、腎・尿路結石、膀胱炎、糖尿病、貧血、通風、皮膚炎、蕁麻疹、円形脱毛症、月経不順、月経痛、不妊、冷え性、更年期障害、夜尿症、小児喘息、虚弱体質、結膜炎、仮性近視、弱視、難聴、耳鳴、メニエル病、中耳炎、慢性副鼻腔炎、肥満、うつ病、アルコール中毒、等
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鍼灸を一言でいうと? |
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古代中国の自然哲学を基に、身体にあるツボ(経穴)をハリ(鍼)で刺激したり、お灸で温めたりする医療です。発病してから治療を行なう現代医学に対して、鍼灸治療は人間が本来持っている抵抗力を高めて、発病を予防することを目的としています。
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どんな治療が行なわれるのですか? |
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まず、鍼灸治療の基本である中医学(中国伝統医学)の診察方法で患者さんの全体像を知り、それぞれに応じた治療を行ないます。治療は身体にあるツボ(経穴)をハリ(鍼)やお灸の熱で刺激してツボ(経穴)を結ぶ通り道(経絡)の血の流れや、人間の元気の源である「気」を調整することで、体内の活動を活発にし、健康の回復・維持・促進を促します。
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どんな道具を使うの? |
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現在、日本では「痛くなく、効果がでる」鍼を考案して、使用しています。髪の毛程度の太さで、使い捨てタイプが主流です。お灸に使われるモグサにはタンパク質やビタミンB、Cなどが含まれ、煙の芳香には癒し効果もあると言われます。
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鍼灸師はどんな仕事をするのですか? |
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鍼灸師は独立開業権があるため、自ら「鍼灸院」を開業することができます。その他、総合病院などの医療施設では、整形外科・内科・皮膚科・産婦人科などを幅広く対応します。また福祉施設において、老齢鍼灸や介護鍼灸を行ったり、スポーツ鍼灸ではスポーツトレーナーとして活躍するなど、ニーズが広がっています。
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どんなことを学ぶの? |
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鍼灸治療の基本となる中医学(中国伝統医学)の理論と診療法、確かな治療技術を学びます。さらに最新医療機器を用いた実習で、現代の臨床治療に対応できる鍼灸師をめざします。
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