中医学は経験医学とも呼ばれるように、長年の時を経て集積された、統計医学です。その医療実績は世界保健機関(WHO)において、49疾患に鍼の適応が認められている他、米国国立衛生研究所(NIH)では、鍼が有効である疾病として歯科の術後痛や妊娠時のつわりなどがあげられています。この人類の歴史から生まれた中医学理論と技術をベースに、様々な分野での質の高い臨床実習を行うのも、本校の特筆すべき点です。
本校では、鍼灸治療による様々な生体反応を測定することを目的に、全国的にも類を見ないレベルの高い最新の医療機器を完備しています。心電計、筋電計、サーモグラフィーをはじめとする現代医療機器を用い、生体反応の状況を通して鍼灸医療の効果をはかります。これによって、伝統ある鍼灸理論に基づいた診療法と、確かな治療技術を学びます。また、学校付属の臨床実習施設での鍼灸治療の実習では、現場での技術や疾病と治療の実際を学ぶことができます。さらに各種医療福祉機関との提携により、最新の幅広い技術習得も積極的に行います。
鍼灸医療は、生体が本来持つ自然治癒力を鍼、灸の刺激によって、その人自身の最も適した状態に調整し、病気に打ち勝つ力を強めることのできる医療なのです。
人間をトータルな観点から見つめる鍼灸医療の現場では、心身の統一も大切なテーマのひとつです。心と体のバランスの取れた全人的な治療の一環として、「衣食住」に関する講義内容の充実も本校の特徴であります。この他、医療はもちろん、介護福祉に至るまでユマニテクだからできるグループ校との連携により、各種専門分野を広範囲に学んでいくことができます。